着物を出して比べてみたら、●●の長さと同じって知ってた?

ライフスタイル 2017.09.07

着物はなぜあんなに長く作られているの?

着物の長さは何と同じ?

着物はなぜあんなに長いのか、ご存じですか?
最初に羽織ると足元には着物の余分がたくさん…
それを、紐を使って整えていきます。

なぜあんなに長~く作るのか不思議に思いませんか?

実は、着物は身近な「あるモノ」と同じ長さに仕立てられているんです。

端を折って調整するのが「おはしおり」

着物のおはしおり

タンスにしまってある着物を、ちょっと取り出して比べてみると、おもしろいことが分かります。

実は、着物の長さは身長と同じなんです!
着る人の頭の先から足の先までと、ほぼ同じ長さで仕立てられているんです。
(既製品などでは異なる場合もあります)

身長と同じ長さの着物を羽織ると、頭ひとつ分の余分が出てしまいます。
この余分を、2本の腰ひもを使って調整するのです。

すそと襟元を整えたら、着物の余分はウェスト回りに残ります。
その余分を「おはしおり」としてキレイに整えます。
「おはしおり」とは、「端を折る」ことから、そう呼ばれています。

既製品を選ぶ時の参考にも!

着物を選ぶ時の基準

着物の丈は、長すぎても短すぎてもキレイに着るのが難しくなります。
反物から仕立てる場合は別ですが、既製品を買う場合は、身長と同じ長さを目安にしてみてくださいね。

ご自宅に着物をお持ちの方は、ぜひ比べてみてくださいね。


中野玲子

山野流 皆伝講師、一般財団法人 国際美容協会 関西支部 専任講師、全国大会コンテスト審査委員 奥伝査定員、着付け集団 中野組グループ代表。
講師歴33年の実績を持ち、「お客様に綺麗で早く楽な着付け」を心がけ、中野組グループでの毎年200名以上の成人式の着付けや四季折々のお客様への着付けを行う。またプロの着付師育成や美容学校での講師など、人材育成にも力を入れている。